小川荒野「十三月の絵画展」

2011年6月21日~2011年7月5日
開催日2011年6月21日~2011年7月5日
問合せ画廊 岳・ギャラリー コロン
十三月の旅へ−−夢につながる現実を求めて
世界40カ国を放浪。
そして ある日
国立の美しい街並みに魅せられました。
コロンの空間にも・・・
いま 誰もが 心痛む日々。
せめて 時を忘れ 雨の季節を
楽しみにきて下さい。

<左上>『ひなげしの頃に』(ミクストメディア)
<右上>『トスカーナの光 風 バラよ』(ミクストメディア)
<左下>『十三月のシャンソン』(ミクストメディア)
<右下>『海よ激しく眠れ』(ミクストメディア)


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十三月の詩人画家を語る
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「十三月の旅へ」と言うテーマで描かれた作品には、放浪の旅で触れた人々の優しさ温もり繰り返される出逢いの喜びと、別れの哀しみの記憶が込められている。その生命を持った線と心からにじみ出た色彩によって語られる透明感をたたえた独特の世界は、同じ感性を持つ多くの人々に圧倒的な支持を得ている。

Bunkamura Gallery
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たとえ短くとも激しく燃えつきたい!モディリアーニのその想いにつき動かされ、数本の絵の具だけを握りしめ、家を飛び出したのは17才の雨の日。地図も持たずに世界中を歩き回り、異国の地で触れ合った人々の優しさや温もり、出逢いの喜びと別れの悲しみ、孤独、郷愁・・・様々な想いを誌を綴るが如く描き続け、50年の歳月が流れた。絵を描くことは「十三月の旅」という終わりのない夢への旅。果てしない夢の荒野へ、また新たな第一歩を踏み出した。

京橋 金井画廊
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この画家にとって「放浪」は生きることである・・・・・・。旅先で出会った人々や風景が1枚の絵となって生命を得る。そこには風が吹き、海が匂い、陽光が燦めく。

戸田光容(美術ライター)
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詩人画家 小川荒野氏のほとばしる情熱はどこから出てくるのだろうか? その目は今も少年のようにキラキラと輝いている。幼少期から人生の荒波にもまれ、鉄のカーテンのあの時代、ただ一人で雪原のシベリヤ鉄道に乗った。決死の思いでたどりついたヨーロッパ。それが異国への旅の始まりだった。彼の一枚一枚の絵の中には、そこに住む人々のやさしさ、そして愛と哀しみの歴史がつまっている。絵に吸い込まれ、私は、いつの間にか荒野少年と旅に出ているのだ。人間に対するいとおしさで胸が張り裂けそうになりながら。

ギャラリーアートれい 大森靖彦
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風の旅人 13月への夢を描き続ける画家。 そして心の音色を奏でる吟遊詩人・・・

画廊 岳 佐野佳世
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[会期]6月21日〜7月5日
[時間]11:00〜18:00(最終日は〜16:30)
[休廊]水曜
[入場]無料
※作家は期間中、毎日在廊

<記念イベント>小川荒野のシャンソンと語りのひと時
6月23日 14:00〜15:30
私の孤独、時は過ぎて行く、ラ・ボエーム他
ピアニスト:今井由美子
※入場無料ですが、要予約です。
小川荒野「十三月の絵画展」 画像1

会場

会場画廊 岳・ギャラリー コロン

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