1983年の秋、木内岬彫刻展の折、若き新鋭陶芸家としてご紹介頂き、一昨年27年ぶりに、独創的でダイナミックな山本 出 作陶展に出会いました。不思議なご縁を感じました。
この度新年劈頭を飾り、三代に亘り脈々と流れ繋がれる陶芸家親子三人展を展覧致します。
ご清鑑頂きたくご案内申し上げます。

画廊岳 佐野佳世


［写真］右から山本 周作（20.5×15.5×47.5センチ）、山本 出（36.5×27.2×47.8センチ）、山本 領作（84.0×19.5×12センチ）

［会期］1月8日〜15日
［時間］11：00〜18：00（最終日は〜16：30）

［略歴］
◆山本 出
1944　岡山県備前市に人間国宝（故）山本陶秀の四男として生まれる
1968　武蔵野美術大学彫刻専攻科卒業、パリ・エコール・デ・ボザール（パリ国立美術学校彫刻科）に留学
1980　第27回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞
1995　仏（ブルゴーニュ・ヨーヌ）ラティー城にて制作、窯炊き
2002　第19回茶の湯の造形展田部美術館大賞
2007　第2回菊池ビエンナーレ大賞
社団法人 日本工芸会正会員

◆山本 周作
1974　備前に生まれる
1998　獨協大学経済学部経済学科卒業
2001　父・陶芸家 山本 出の元で陶芸に進む
2008　日本伝統工芸中国支部展 入選

◆山本 領作
1978　備前に生まれる
2001　日本大学芸術学部美術学科卒業
2003　父・陶芸家 山本 出の元で陶芸に進む
2008　日本伝統工芸中国支部展 入選
2010　日本伝統工芸中国支部展 岡山市長賞受賞